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2024.01.16 Tuesday

教育と統治

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    JUGEMテーマ:日記・一般


     昭和23年教育委員会は生まれた。75年たっているわけだ。
     教育基本法と教育委員会は一体のものだ。当初は選挙もなされたが徐々にその専門性と実務との乖離、事務局が次第に実権を握っていく過程で人事権も予算権も失い実質的に実効性が無くなり、経財界を中心に無用論、縮小論がはびこり、解体論まで出る始末。苦情処理係に成り下がった。
     本当の教育改革は法をあれこれいじることではなく、教育現場の現実的改革で無ければならず、教育委員会も人事権と予算権を持たずして教育の改革に着手できないし、本当の意味での改革は地域、学校、先生方一人ひとり、校長先生、PTAと親の会、が一体となり子どもを守り育てていくこと抜きに改革なんてありはしないのだ。全国の地方政治家はこのことをしっかり自覚し、本当の教育改革に着手し、教育バウチャー制度などと言うまやかしの教育改革にきっぱり決別し、「美しい日本」などといっているお坊ちゃまに「NO」と言ってあげよう。もっとも悪い制度が教育バウチャー制度である。今の地域コミュニティはこの教育バウチャー制度を取り入れたなら完全に崩壊してしまうだろう。
     子どもの悲鳴が聞こえる。そして書類の山に埋もれ、現場を見失った校長先生の叫び声がしている。教育、ゆとり、「国を愛する態度」だと。東大出の官僚に何が分かると言うのだ。
     教育者が教育を見失っている悲惨な国が日本の教育の現状である。
    政治にしか出来ないこともある。その点しっかりと自覚し、本気で志ある者と手を携え現場からの改革に着手しよう。安部の戦争教育の実態がまさにそこにはある。

     

     

     

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